【パリボザールの学生時代】
60年代、パリの名門ボザールで絵画を学ぶも、「閉ざされた学校のアトリエでは講義をつまみ食いするくらいだった。」
彼女は学校の規則に背を向け、もっと他の開かれたアーティスティックな表現方法を模索し、彫刻やタペストリーなどにも着手した。「私は、躍動感溢れるデッサンが大好きなの。実は彫版画を学ぶ為に夜学講座にも通っていたのよ。」
様々な版画技法との出会いから彼女が辿り着いたのは、紙とその素材が織り成す無限の可能性を持った※彫版画であった。
※彫版画:銅板画の一種であるが、金属のプレートを図柄に合わせてカットし、勢いよくプレスして凹凸をつけてつくる。
「水の中の太陽2
」 彫版画 52×50cm